■銀歯が気になって、大きく笑うことができない・・・
■銀歯を白くしたいけど、費用が高いのでは?

と悩んでいらっしゃる方、多いと思います。
この記事では、銀歯を白くする方法・費用を解説します。
健康保険適用で白くできる方法もありますので、費用が気になる方もぜひご覧ください。

銀歯は、銀の混ざった金属

虫歯の治療で歯を削った場合、削った部分に詰め物をします。この歯に詰める銀の混ざった金属が”銀歯”と呼ばれています。

2023年7月現在、日本で健康保険の適用される銀歯は金銀パラジウム合金という、銀・銅・パラジウム・金などでできた金属です。
安価で強度があることが特徴ですが、近年はパラジウム等の不足で価格が上昇しています。

なお、以前はアマルガム合金という銀・錫・銅・インジウム・水銀などの混ぜた詰め物が世界中で使用されていました。
しかし水銀の健康被害が不安視され、日本でも2016年に保険適用から外されています。

銀歯を白くする方法・費用

歯の詰め物には種類があり、銀歯を外して白い詰め物に変えることで、銀歯を白くすることができます。
ここでは健康保険適用の2つと、自由診療の代表的な2つをご紹介します。

【保険適用①】コンポットレジン

コンポジットレジンは、レジンと呼ばれる合成樹脂(プラスチック)とフィラーと呼ばれるセラミック・ガラスなどの粉末を混ぜた白い詰め物です。
ペースト状になっていて歯に詰めてから固めます。強度の問題から小さな虫歯に使用されます。

健康保険が適用され、診断や治療の内容によって異なりますが、自己負担の3割の場合に1本を治療する場合の費用は700~1,500円程度です。

【保険適用②】ハイブリッドセラミック(CAD/CAM冠)

ハイブリッドセラミックは、レジンと呼ばれる合成樹脂(プラスチック)とセラミックを混ぜた白い詰め物です。
歯をスキャンしたデータを元に、ハイブリッドセラミックを機械によって削り出して作ることから、CAD/CAM冠と呼ばれます。

コンポットレジンと異なり、比較的大きな虫歯に使用されます。

健康保険が適用され、診断や治療の内容によって異なりますが、自己負担の3割の場合、1本を治療する場合の費用は6,000~9,000円程度です。
ただし、耐久性は銀歯に比べると劣ります。保険適用できる歯は前から5番目の歯までです。(※)

上下顎両側の前から7番目の歯が全て残っており、過度に負担がかからない場合は前から6番目まで保険適用可能
金属アレルギーを有する場合は、全ての歯で保険適用可能

⇒なお、保険適用可能であることと実際の治療可能性は異なりますので、具体的には歯科医院でご相談ください。

2023年12月1日より、1種類のCAD/CAM冠が前から5〜7番目の歯に保険適用可能となりました。費用も従来と同じ水準です。
ただし、歯科医院によっては取扱いが無い可能性がありますので、個別にお問い合わせください。

【自由診療①】セラミック(オールセラミック)

セラミックは、陶器などに使われる白く硬い材料です。
白い上に透明感があり、変色しづらいことが特徴で、前歯など特に色が気になる箇所に適しています。
保険適用のコンポットレジンやハイブリッドセラミックにも含まれていますが、他の素材と混ぜずに使用する場合は、保険適用されず自由診療となります。

治療内容によって異なりますが、1本を治療する場合の費用は6~12万円程度となります。

【自由診療②】ジルコニア

ジルコニアはセラミックの一種ですが、強度が高く、白いダイヤモンドと呼ばれます。
そのため、特に力のかかりやすい奥歯に適しています。

費用はセラミックよりも高く、治療内容によって異なりますが、1本を治療する場合の費用は6~15万円程度となります。

まとめ

本記事では、銀歯を白くする方法・費用を解説しました。
銀歯を白くしたい方のご参考になれば幸いです。

【保険適用(費用は自己負担後)】
①コンポットレジン:小さな虫歯、700~1,500円程度
②ハイブリッドセラミック(CAD/CAM冠):比較的大きな虫歯、6,000~9,000円程度 ※保険適用できる歯は条件があることに注意

【自由診療】
①セラミック:色を重視する前歯などに、6~12万円程度
②ジルコニア:強度を重視する奥歯に、6~15万円程度

なお、実際の費用は歯の症状によって大きく異なりますので、歯科医院にご相談ください。